上方落語の発展に尽力された桂米朝さん
去る、3月19日に89歳で亡くなられ、本日、葬儀が営まれます
私にとって、桂米朝さんには特別の思いがあります
「落語」に興味を持ったのは、高校3年生時代に受験勉強より深夜放送の「落語」
大学に入ると、「放送部」か「落語研究会」に入部しようと思っていたが
学内寄席を見て外に出ると、
モジャモジャ頭のクラブ員さんに勧誘を受ける(童亭無学さん・現在の鶴瓶さん)
寄席がハイレベルであったことや、当時は学生落語ブームのこともあり
早速に入部
最初のネタは「桂米朝」さんの「道具屋」
何回も何回も、米朝さんのテープを再生
「品格」を重んじられた方だけに、テープを聴いても感じられました
特別な思いの二つ目に、父が米朝さんと「そっくり」なこと
父が近畿電気通信局に勤務していた頃、大阪でも「そっくりさん」で話題になりました
よくサインを求められ、断るのに苦労したようです
そんなことで、子どもは米朝さんがテレビに出られますと
当時、「おじいちゃん」と言ってテレビに触れていました(笑)
父は来月、91歳 やはり、淋しそうですが
街中で見知らぬ方から
「よく似てはりますなぁ」と言われるのが楽しいようです
これも米朝さんのお陰ですね